2021-05-12 第204回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
さて、国政において多様な意見を反映するための選挙制度を考える際には、特に比例代表制度の定員が非常に重要と考えております。過去、国会内外において比例代表制が少数意見の反映に大きな役割を果たすことがその議論の中で認識されております。
さて、国政において多様な意見を反映するための選挙制度を考える際には、特に比例代表制度の定員が非常に重要と考えております。過去、国会内外において比例代表制が少数意見の反映に大きな役割を果たすことがその議論の中で認識されております。
ところが、この協議会の議論を踏まえることなく、先月、六月一日に突然、自民党さんから唐突に定数六増案が示され、しかも、比例代表制度の中に一部拘束名簿式を導入するという案であったわけであります。 各会派代表者懇談会では賛同会派はなく、私たちを含め野党は議長にあっせんを求めましたが、それも無視をされました。
そういう場合は比例代表制度ではなく、まあちょっと極端な話かもしれませんけれども、全国区というのもやめてしまうとか都道府県ごとの代表というものに変えるとか、そういったものも考えてもいいんじゃないかと思いますし、私個人としては、一票の平等という問題は必ずしも全てに優先されるべき問題ではないのかと思います。
逆に、比例代表制度を取れば、民意の反映はこれもうちゃんとできますよね、国民の民意の反映が。しかし、小党を乱立してリーダーシップがなかなか取れないじゃないかと。だから、国の方では小選挙区比例代表並立制というような、両方併せちゃったわけですけれどもね。これは国の選挙制度だから、これは国で一本化しなきゃいけません。 ただ、事は地方教育行政という地方の自治事務なんですね。
私たち与党としての責任として、三十人削減させていくという新しい制度を、三十人削減させていくということと、比例において、言わば選挙の結果、国民の意思の集約と、そして同時に、また各党、死に票をなるべく少なくしていくという機能も必要ですから、それを加味した比例代表制度を御提案させていただいているところでございまして、あとは国会において、提示するかどうかについては、提示というか、国会に法案として提出をするかどうかは
○国務大臣(新藤義孝君) この参議院の比例代表制度、これは昭和五十七年に導入された拘束名簿式比例代表制、こういったものがございました。しかし、これは候補者の顔が見えない、それから過度の政党化を招く、そして政党が行った順位付けによってそれが有権者にとって分かりづらいと、こういうような課題がございました。
定数削減を含めた選挙制度改革においては、比例代表制度の割合というものを今後も維持すべきと個人的には考えております。 以上でございます。
抜本改革というときに、そもそも今の小選挙区比例代表制度そのものから別の制度に持っていけと、中選挙区にしろという人もありますし、別の比例制度にしろという政党もありますし、非常に多岐にわたっておりますし、衆議院と参議院の制度をどうするかという問題を提起する人もおりますし、これから大きな努力をして、できるだけ抜本改革、そして民主主義として理想的な選挙制度に持っていく努力をすべきであると考えております。
第三は、民意を反映するにはやはり比例代表制度を考えていかなきゃいけない。この三点について簡単にお話しさせていただきたいと思うわけであります。 まず第一点でございますが、小選挙区制は民意を反映しないという点であります。
つまり、国民の意思が議席に正確に反映される比例代表制度こそ我々は大事なものだと思っております。そのところを削って、このように民意をゆがめるというのは大問題だというふうに思いますが、大口さんはどのようにお考えでしょうか。
私は、この二大政党中心の今の小選挙区比例代表制度、この現行制度にも大きな疑問が投げかけられている、そういう問いかけだとこの民意を受け止めたいと思います。 まあそれはそれとして、もう一つ、民意の関係で伺います。 千葉法務大臣、私は弁護士の同僚として、かねてからその手腕については敬服をいたしてまいりました。しかし、残念ながら今回の選挙で議席を失われたわけですね。
それが、二十七年に十万円になり、昭和三十七年に十五万円、昭和四十四年に三十万円、昭和五十年に百万円、昭和五十七年に二百万円、平成四年に三百万円、平成六年には、三百万円でございますが、このときに比例代表制度が導入されておりますので、比例代表の六百万円というのができております。 ということで、これまでは下がったという経緯はないと承知いたしております。
細川内閣を設立して、政治改革法案を通して、少数政党にとって極めて厳しい小選挙区比例代表制度というものを強引に通された。 それだけではありません。細川政権が発足して数カ月で、国民福祉税、七%の消費税を導入すると発表されまして、そして、細川政権はわずか九カ月で崩壊したのであります。
専門委員会でも、二院制の中で参議院が果たすべき役割との関係での選挙制度の在り方についても様々な議論もしたわけでありますが、全国区や全国一区の比例代表制度が果たしてきた役割について、二院制の中での参議院の役割との関係で、それぞれについて御見解をいただきたいと思います。
私は、衆議院というのは民意の集約、つまり総理大臣を選ぶ、あるいは政権を選ぶということに主眼を置いた選出方法、すなわち小選挙区制度に限定をする、そういうあり方、それに対して、参議院は民意の反映ということで、比例代表制度あるいは各県の代表あるいは将来導入されるかもしれない道州の代表、そういう状況で選ばれることが望ましい、このことによって、選出方法による違いが役割分担にもおのずから影響を与えるものと考えております
選挙制度については、選挙制度は比例代表制度というのが非常に優れていると思います。同時に、今定数是正の話合いの場が参議院に設けられるわけですけれども、その際に、選挙区の一票の格差を是正するためにその財源、資源を比例代表を減らして持ってくるというような考え方に立ってはならないと思うわけです。
非拘束名簿方式との組合せという点について、私と意見が違いまして検討の余地はあると思いますけれども、比例代表制度そのものは民意の反映という点で最も優れた選挙制度だ、そういう提案をされたことに私は注目をいたしました。同時に、民意の反映という点では、二大政党制は国民の多様な民意を二つに絞るという点で逆行する懸念を持ちます。
参議院の方は、むしろ、比例代表制度あるいは大選挙区制度、そういったものに特化してはどうか。このようなアイデアが一つあると思います。 小選挙区制度は、民意を集約して、政権を選ぶ選挙にかなり近くなっていくと思います。比例代表に特化する参議院の場合には、民意を鏡のように反映する、そういう選出の手段になるかと思っております。
要するに時間の平等というものを選挙制度で担保するというような考え方、地域代表ではなくて世代代表的なことを比例代表制度であれば導入可能ですね。
○片山国務大臣 選挙制度としましては、委員御承知のように、小選挙区制度、かつての中選挙区、それから比例代表制度、現在のような小選挙区と比例代表の並立制、ドイツのような併用制もありますね。大きく言えば、小選挙区制と比例代表というのが代表的な仕組みじゃないかと私は思います。 小選挙区は、御承知のように政権交代がある、二大政党制を志向する制度ですね、イギリスが代表的ですけれども。